Googleアナリティクスを使ってみました。数日使ってみて、基本的な見方がなんとなく分かってきましたので、初心者目線で初心者が見るポイントを整理しました。(難しいことは書いてないです。)
Googleアナリティクスとは?
Google Analytics(グーグルアナリティクス)は、Googleが無料で提供するWebページのアクセス解析サービスです。
- どの地域からどのくらいの人に見られているか?
- ユーザーがサイトに何経由で流入しているか
- よく見られているページはどれか?
- 離脱するページはどれか?
など、サイトの改善に必要なデータが取れるすごい便利なツールです。Webサイトを作る上では必須のツールですね。
どんなメニューがあるのか?
レポートは主に4つ、画面の左側に以下のようなメニューがあります。

レポートの「リアルタイム」「オーディエンス」「集客」「行動」の概要を見ておけば、まずはなんとなく分析ができます。
「コンバージョン」というのは、最も重要な指標の一つですが、今回はブログの分析なので、割愛します。コンバージョンは、Webサイトの本来の目的である商品購入、投稿、会員登録などの数値を分析するために利用します。
リアルタイム
今現在見ている人がどこにいるのかを把握することができます。SNSで発信した直後などどのように反応しているかを確認します。
オーディエンス
訪問者の概要を把握することができます。期間を変えながら、サイトの訪問状況を分析していきます。いくつか言葉を解説します。
セッションとは、期間内の合計セッション数です。 セッションとはユーザーがウェブサイトやアプリなどに積極的に関わっている期間を指します。
PV(ページビュー)とは、閲覧されたページの合計数です。同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。
直帰率とは、1ページ見て、帰った人です。(後ほど詳しく説明します)
離脱率とは、サイト内の指定した 1 ページまたは複数のページからユーザーが離脱した回数の割合です。
直帰(率)とは?
直帰とは、サイト内の 1 ページしか閲覧されなかったセッションのことです。直帰の場合、セッション継続時間は 0 秒です。
直帰率 = 1ページのみのセッション数 / 全てのセッション数
直帰率が高いと問題なのか?
答えは、ケースバイケースです。直帰率の高さが問題になるのは、ユーザがサイト内の複数ページを閲覧する必要がある場合です。例えば、サイトのトップページがニュース記事などの入口として機能している状況で、ユーザーがトップページだけを閲覧して、直帰していると望ましくありません。
一方で、ブログのような1ページのみのサイトや1ページのみのセッションが想定されるコンテンツを提供している場合は、直帰率の高さは問題になりません。
直帰率を改善するにはどうするのか?
直帰率をサイト全体、チャネル、グループごと様々な視点で分析をします。全体が等しく高いのか、あるいは 1 つ、2 つのチャネル、参照元とメディアのペア、ページだけなのかといった実態をさらに詳しく確認していきます。
ユーザーがどのような情報を求めているか、分かりやすい経路が用意されているかなど考えていく必要があります。
集客
ユーザーがどこから訪れたかを確認します。
Direct:URLを直接入力、もしくはブックマークからの流入です。
Organic Search:Google、Yahooなどの検索エンジンからの流入です。自然流入とも言います。
Paid Search:Google、Yahooなどの検索エンジンのリスティング広告からの流入です。
Social:FacebookやTwitterなどのSNSからの流入です。
Referral:他のサイトに貼られたリンクをクリックしての流入です。
詳しくは、Googleアナリティクスのヘルプページでご確認ください。
行動
ユーザーのサイト内での行動を知ることができます。サイト内のすべてのページのPV数やセッション数、滞在時間、直帰率などを確認することができます。
見ておくべきポイント
アクセスデータを確認して、マーケティング感覚を鍛える必要があります。
- Twitterなどで拡散後:リアルタイムアクセスを確認(初期流動を確認)
- 次の日:記事あたりのアクセス数を確認
- 月末:月間アクセス数を確認
アクセスを検証して、Webサイトの改善につなげていくことが大事なポイントです。
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